プログラムを書くときとHTMLを書くときの参考書籍の違い

私はごく平凡なプログラマで、どちらかというと人よりスキルが低い部類に入ると思います。そんな私は新しい言語を身につけるときには大体3セットの書籍を購入してきました。

  1. 通読できる書籍
  2. 参照できる書籍
  3. 中級者向けの書籍

通読できる書籍とは、C#であれば プログラミングC# だろうし Rubyなら たのしいRuby第3版 だと思います。次に参照できる書籍とは、 辞書的に使用できるような書籍で、C#クックブック であったり Ruby逆引きハンドブック が該当します。

最後の中級者向けの書籍は、 Effective C#4.0 .NET Frameworkを理解しC#を使いこなすための50の方法 (...初めてのRubyのようなプログラムの操作ではなく、仕組みや概念、設計思想などがわかるような書籍です。

プログラムを学ぶにはこの3セットは結構いけていたと思います。.NETもRubyも平均的な程度か、それよりちょっとしたくらいにはなれた(またはなれそう)なので。

ところが、HTMLのようなWebの場合はちょっと違うなぁと感じています。HTMLの場合、通読するような書籍はあるけれどもそれを一つ一つ積み上げていくほど入門のレベルが高くない。ある程度の知識があれば結構さくさく作ることができますね。また、辞書的な書籍もHTMLやCSSのタグ辞典は不要でしょう。こちらはGoogleで検索する方が速い…。

どちらかというと、配色やデザインごとのHTMLリファレンス、ちょっとしたCSSのTipsが一覧化されている書籍の方が必要なんだと最近気づきました。どれも少しずつかいつまんで自分のウェブサイトに取り込んでいくようなイメージでしょうか。

デザインセンスや配色のセンス(含む知識)が皆無な私としては、このような色見本、デザイン見本はとても重宝するのです。