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試してみることの大切さを知る - 仕事は楽しいかね

書評

おはようございます。beaglesoftの真鍋です。はやいもので、2016年がやって参りました。昨年は人生の転換点のようなことが多くありましたが、なんとか乗り越えることができました。まだまだ、状況は予断を許さないですがなんとか頑張っていきたいと思います。関係各位にはご協力やアドバイスをいただきありがとうございました。また、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。

さて、私は1年に1回は読むことにしているいくつか書籍があるのですが、その中の1冊に仕事は楽しいかね? があります。

季節外れの大雪で飛行機が欠航となり、空港で一夜を明かすことになったサラリーマンがたまたま著名な発明家(コンサルタント)と知り合い、仕事や人生について話をしていくという内容です。

この本は、2004年くらいに父親から教えてもらい初めて読んだのですが、内容が面白いことと翻訳が臨場感というか、その場の状況を良く伝えているせいかとても読みやすいことが特徴です。

いくつかお気に入りの話があるのですが、今回はその中から赤字の経営状態の紳士服店がほとんど支出を行うことなしに売上を3割アップした話をピックアップします。

サンフランシスコにある紳士服店はほとんど赤字になるほど傾いていてました。週に60時間働いているのにまるで収入にならない。この状態を「会社にお金を払って働かされてもらっているようなものじゃないか」と表現しています。

このような状態なので店のオーナーは店をたたもうとしていましたが、中小企業のコンサルタントに相談することにしました。もちろん、お金をかけずに巻き返しを図りたいという要望で。

このコンサルタントは、店を見渡したあとにアドバイスをしました。

  1. 店の中にあるあらゆる商品を並べ替えること。
  2. 開店時間を10時から7時半に変えること。
  3. 熱帯魚の入った大きな水槽を買うこと。

このアドバイスはもちろん理由がそれぞれにありました。1つめの「店の中にあるあらゆる商品を並べ替えること。」はお店のイメージを変えること、つまり商品の陳列を変えることでいままでと雰囲気を変えるためです。 2つめの「開店時間を10時から7時半に変えること。」は対象となる客層に合わせた開店時間に変更するためです。 3つめの「熱帯魚の入った大きな水槽を買うこと。」はお店に興味を引きつけるためでした。最近のショッピングセンターでは熱帯魚の水槽をおいてあるところが増えましたが、やはり生き物や植物があると見に行こうと考えてしまうものです。

その結果、店のオーナーは疑問に思いながらも実行すると売上が3割アップして素晴らしい利益を上げることができるようになりましたという話です。

この話でより素晴らしいと感じることは、何も打つ手はないと考えていることでも、実際にはやりようがあると言うことがわかることです。もちろん、すべてがこの通り上手くいくわけではないと思いますが、制約がある中でも工夫することは可能で、試してみることが重要ですよね。

ということで、今年は不可能と考えられることをどう好転させるか、どのように工夫するか、そして差別化を図るかを考えつつ1年を過ごしたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。