このところ急激に円安が進んでいますね。つい昨年の今頃は78円とかだったものが今や87円ほど。それも政権交代後から加速度的に上がってきました。
日本の輸出産業だけを見た場合には、円安というのは喜ばしいところではありますが、私のように輸入の方が多い場合には円安というのは結構堪えます。
こんな感じで円安相場が続いているので、これまで先延ばしにしていたいろいろなものを一気に購入しました。購入したものは、主に開発で使用するツールやコンポーネントなのですが、2ヶ月前に比べるとやはり大幅に高くなっていますね。
さて、そんな感じでしばらく円安基調が続きそうな状況な訳ですが、決済方法もまた悩ましいものの一つです。基本的に外貨建てで支払えればそれが一番よいわけですが、普通はそういかないものです。一般的にはクレジットカード払いが多いでしょう。ところが、クレジットカードの場合、購入してから円換算されるまでにタイムロスがあります。(一般的にはクレジットカード会社など具カード発行元グループへの決済依頼が来たタイミングらしいです。)もちろん、通貨換算は当然レート+手数料(1.6%程度)が発生します。
今回たまたま購入した商品が466ドルの商品だったのですが、円建てで購入すると1ドル94円で計算されており、何とも手数料が高いと感じたのでクレジットカード払いにしようと思いました。
ところが、アメリカの財政の崖の行方などによっては円安に振れることは十分予測されます。なので、できれば購入する段階のレートで確定したいとも考えたのです。
どうしたものかと思ったのですが、そこで登場するのがpaypalですね。paypalは購入時点の換算レートでクレジット決済を行いますので、基本的に決済の時点でのレートが適用されます。ということで、結局paypalで購入しましたが、だいたい1ドル90円程度で計算されていましたので1,864円ほどの差額が発生したことになります。
ただ、paypalは決済手数料が請求金額の2.5%程度でクレジットカードよりも高くなります。ただ、今回のような場合にはなかなか重宝します。