Rails Console は開発の随所で利用する機会が多いですが、それだけに起動時に読み込むべきライブラリなどを設定しておきたいものです。
たとえば、
などなど。
そのための設定方法ですが、以下の通り設定することで少し便利になります。(.irbrc は Railsアプリケーションの直下に保存します。)
[bash title="/path/to/rails_app_root" language=","] $ cat .irbrc
ActiveRecordのSQLログを出力する
ActiveRecord::Base.logger = Logger.new(STDOUT)
RailsLoggerのログを出力する
Rails.logger = Logger.new(STDOUT)
FactoryGirl の記述を省略する
include FactoryGirl::Syntax::Methods
rspec の should_recieve などを利用する
require 'rspec/mocks/standalone'
[/bash]
Rails Consoleはirbを拡張しているため、とりあえず irb の設定ファイルである .irbrc に必要な設定を追加することで Rails Console 起動時に必要な情報が読み込まれます。
irbは起動時にホームディレクトリの.irbrcを読み込みます。もし存在しない場合はカレントディレクトリの .irbrc、 irb.rc、 _irbrc、 $irbrcの順で読み込みを試行します。.rtcrbの実態はRubyプログラムです。各種irbecファイルを読み込ませないようにするには起動オプションとして「-f」を指定すると読み込まれない状態でirbを起動させることができます。 パーフェクトRuby 12-1-3 .irbrcについて
上記の通り、irbrcについては パーフェクトRuby に説明がありますので詳細はそちらを参照してみてください。
Enjoy!