エミュレータでAndroidのSQLiteをいじくっていますが、Google Androidプログラミング入門のようにソースやコマンドからテーブルを作成したりする方法はちょっとしんどいですね。SQLiteはファイル単位でデータベースが作成されるので、ファイルを開発パソコンへ持ってくれば中を閲覧することは簡単なはずです。
具体的にどこに保存されているかと言うことですが、SDカードのdata/dataフォルダを開くとアプリケーション名で作成されたフォルダがあると思います。この中にdatabaseフォルダがあり、dataというファイル名で保存されています。
※エミュレータでは上記保存場所を確認できますが、実機では権限の関係からファイルを直接参照することは出来ません。
保存方法は簡単で、DDMSを表示してファイルエクスプローラでデータベースファイルを表示します。次に右上にある保存ボタンをクリックして表示されるダイアログで保存先を指定すればOKです。
保存したファイルはNavicatなどのSQLiteに対応したツールで閲覧することができます。
ちなみに、Google Androidプログラミング入門は3分の1程度進みました。全体が600ページもあるので道半ばといったところですが、ここまでとてもわかりやすい説明が続きました。サンプルソースも提供されているので、自分で書籍の内容を入力してうまく動かない場合も何で躓いたか調べられるので良いと思います。
ただ、一つ残念なことは、内容によって担当している著者が異なるため説明の流れなども大きく変わってしまい、サンプルソースの一部しか掲載していないケースやすべて丁寧に説明しているケースなど区別なく説明されているため戸惑いました。書籍として、説明の方法は一貫性ある形で提供されるともっと良かったのにと感じました。