RubyMineでUnitTestを試してみる

.NETプログラマとして、CSharperとしてJetBrainsの製品が大好きな私が選んだRubyの開発環境はもちろんRubyMineです。

たのしいRubyもRubyMineを使用して勉強しましたが、とてもすばらしい統合開発環境だと思います。やはり環境には慣れが必要になりますが、Resharperを使用してきた私としてはとても力強い環境です。

さて、たのしいRubyを読み終えたのですが何か違和感を感じていました。Rubyでプログラムを書いているのですが、何かいつもと違うという感じです。すっかり初心者モードになっていたので忘れていたのですが、テストコードを書いていなかったのです。

5年ほど前にNUnitに触れて以来、テストを書くことの意義や楽しさはずーっと感じてきました。.NETでテストを書くことが楽しかったのもResharoerのテストツールがすばらしかったからだと思いますが…

ということで、早速Rubyでテストを書いてみました。

テストコードは Ruby逆引きハンドブック のソースコードを参考にしました。もちろんグリーンバーが表示されていますね(^_^) 実はここまでたどり着くまでに少し時間がかかりました。何せわからないことだらけなので、いろいろと調べました。ということでメモを残します。

RubyMineでRuby1.9系のtest_unitを動作させるための設定

RubyMineでtest_unitを使用する場合、Ruby1.8系では初期設定で問題なく動作するけれども、Ruby1.9系では初期設定では動作しません。理由は、Ruby1.9系ではminiunitしかインストールされていないためです。

そこで、gem を使用して test_unit をインストールします。(gem install test_unitをコマンドで実行すればOK)

最後に、テストクラスに以下の内容を追加すればテストは動作してバーの色が表示されるはず(必ずしもグリーンになるとは限らないけど…)!

[sourcecode language="ruby"] require 'rubygems' gem 'test-unit' require "test/unit" [/sourcecode]

それにしても、RSpecなどRubyにはさまざまなテスティングフレームワークがありとても興味深いです。

 

2011/09/14 追記

こちらのエントリを見るとGemファイルに追記することでファイルごとに設定が不要になるようですので、試してみたところ正常に動作するようになりました。

追記した内容は次の通りです。(最終行に追記)

 

これで無事にUnitTestRunnerがグラフィカル表示なりました♪