こんにちは。beaglesoftの真鍋です。
前回に引き続きVPCにEC2のインスタンスを作成するための手順を確認します。今回はSubnetの作成です。
前提
このエントリーはAmazon Web Services パターン別構築・運用ガイド を参考にAWS CLIを利用して以下の環境を構築したときの履歴です。
設定を行うためには、IAMアカウント作成など予めAWSを利用する設定が行われていることを前提としています。
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド
- 作者: NRIネットコム株式会社,佐々木拓郎,林晋一郎,小西秀和,佐藤瞬
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/03/25
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Subnetの作成
すでに作成済みのVPCにサブネットを作成します。
パラメーター情報
Subnetの作成では以下のパラメータを設定します。
パラメータ名 | 値 |
---|---|
Name tag | |
VPC ID | vpc-6a97c20f |
Availability Zone | ap-northeast-1a |
CIDR block | 10.0.0.0/24 |
Auto-assign Public IP | NO |
CLIによる実行
AWS CLIにより設定を行います。
╭─ymanabe@Yoichiro-no-MacBook-Pro ~/aws_work ‹2.2.4› ╰─$ aws ec2 describe-vpcs 255 ↵ { "Vpcs": [ { "VpcId": "vpc-6a97c20f", "InstanceTenancy": "default", "State": "available", "DhcpOptionsId": "dopt-1d18de78", "CidrBlock": "10.0.0.0/16", "IsDefault": false }, { "VpcId": "vpc-30b72f55", "InstanceTenancy": "default", "State": "available", "DhcpOptionsId": "dopt-1d18de78", "CidrBlock": "172.31.0.0/16", "IsDefault": true } ] } ╭─ymanabe@Yoichiro-no-MacBook-Pro ~/aws_work ‹2.2.4› ╰─$ aws ec2 create-subnet --vpc-id vpc-6a97c20f --availability-zone ap-northeast-1a --cidr-block 10.0.0.0/24 { "Subnet": { "VpcId": "vpc-6a97c20f", "CidrBlock": "10.0.0.0/24", "State": "pending", "AvailabilityZone": "ap-northeast-1a", "SubnetId": "subnet-5282b225", "AvailableIpAddressCount": 251 } }
作成されたSubnetの確認
作成されたSubnetの情報は以下のとおり確認できます。
╭─ymanabe@Yoichiro-no-MacBook-Pro ~/aws_work ‹2.2.4› ╰─$ aws ec2 describe-subnets --filters "Name=vpc-id,Values=vpc-6a97c20f" 255 ↵ { "Subnets": [ { "VpcId": "vpc-6a97c20f", "CidrBlock": "10.0.0.0/24", "MapPublicIpOnLaunch": false, "DefaultForAz": false, "State": "available", "AvailabilityZone": "ap-northeast-1a", "SubnetId": "subnet-5282b225", "AvailableIpAddressCount": 251 } ] }
以上でVPC内にSubnetが作成できました。次はRouteTableの作成になります。
AWSでの環境構築のエントリー全体
AWSでの環境構築は全体で7回に分かれています。このエントリーは4回めになります。