Web開発を行う場合にはJavaScriptのスキルは必須となって久しいわけですが、どうも体系だててJavaScriptを学ぶことをこれまでしてきませんでした。何となればjQueryでちょっとしたプログラムを書くことはとても簡単だからです。
ただ、ここにきて少し複雑な画面を作成する機会がありどうやってクラスを定義すればいいんだっけ?って考えたりしたことがきっかけでJavaScriptを正しく理解する必要があると認識したわけです。
とはいうものの、これまでも曲がりなりにもサイ本を読んだり蝶の描かれた本も読んだりしてきました。けれども、何となく文法的なところは理解できているけれども、根本的なところが理解できていない状態だったのだろうと思います。
サイ本
蝶の描かれた本
思うに、サイ本を最初に読み始めたことは、あの当時としては間違いではなかったと思います。JavaScriptについて詳細を体系立って説明している書籍はなく、リファレンス的な書籍しかなかったからです。
ただ、サイ本は分厚く内容が深いです。読んだつもりになっていることはあってもきちんと読めていない内容の方が多かったのでしょう。
そこで、今回は書籍を変更しました。サイ本にリベンジしてもいいのですが、JavaScriptについて経験は深まっているけれども理解は深まっていないと思うからです。今読んでいる書籍は パーフェクトJavaScript です。
この書籍はJavaScriptの言語仕様がPart 1 と Part 2 の222ページにまとめられています。比較的コンパクトですね。Part3ではクライアントサイドJavaScript としてDOMやイベント関連について説明されています。さらにPart4ではHTML5をPart5ではWeb API、最後のPart6ではサーバーサイドJavaScriptについて説明されています。
こうしてみると、私が読みたい項目は Part1〜Part4とPart5をピックアップしてという感じになり、だいたい400ページくらいとなります。サイ本が840ページあるのですが、この本は全体でも540ページなので威圧感は少ないです。
肝心な内容ですが、Part2の途中まで読んだところではわかりやすく理解しやすい内容だと感じています。
JavaScriptは言語仕様がアレだとかいろいろと言われますが、基本は理解しておく必要があると思います。リファレンス系の書籍を購入するならば、こちらを購入する方がよいように思います。